除湿と冷房をどう使い分けたら良いのかわからない。電気代が安くて体に良いのはどっちなんだろう?

そんな疑問にお答えします。

 

暑い時にエアコンをつけると、除湿冷房どちらの場合も涼しく感じますよね。

でも、除湿と冷房ってどう使い分けるのがベストなのかわからず、なんとなくどちらかを選んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

除湿と冷房はどちらも部屋を涼しくしてくれますが、状況に応じて使い分けることで、電気代を節約しつつ快適に過ごすことができるんです。

そこで当記事では、除湿と冷房のどちらが電気代が安いのか、体に良いのはどちらかなのかを状況別に解説していきたいと思います。

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エアコンの除湿と冷房!安くて体に良いのはどっち?

エアコンの除湿と冷房はどちらも部屋を涼しくしてくれますが、どちらが安くて体に良いのかは部屋の状態によって変わってくるため、部屋の状態に応じて使い分けるのがベストな運用になります。

また、除湿には弱冷房除湿再熱除湿という2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。

弱冷房除湿:水分を集めて除湿するために温度を下げた空気をそのまま部屋に戻す
再熱除湿:温度を下げた空気を温めなおしてから部屋に戻す

出典:ダイキンHP(https://www.daikin.co.jp/school/class01/lesson04/

気温が高い真夏は「冷房」を使う

気温が高い時は冷房を使うのが基本になります。

除湿でも室温を下げることはできますが、冷房の方がより温度を下げる効果が高いのでより効率よく部屋を涼しくすることができ、電気代も少なくて済みます。

ある程度部屋が涼しくなったら、より消費電力の少ない弱冷房除湿に切り替えるとグッドです。

湿度が高いときは「弱冷房除湿」を使う

梅雨の時期のように湿気が多くじめじめしている日は弱冷房除湿を使うのがおすすめです。

真夏のようにそこまで暑い時期でなければ、部屋の湿度を下げるだけでも十分快適に過ごすことができるようになります。

消費電力も冷房より少ないので、電気代も安く済みます。

 

ただし、湿度を下げすぎて部屋が乾燥してしまうと肌が乾きやすくなったり、喉が痛くなったりすることもあります。

乾燥しすぎないように、室内に湿度計を置いて湿度を確認できるようにするのもおすすめです。

温度を下げずに湿度を下げたいときは「再熱除湿」を使う

寒がりの人には再熱除湿がおすすめです。

再熱除湿は部屋の温度を下げずに湿度だけを下げることができるので、梅雨の初めや夜でも体が冷えすぎずに済むので、冷房が苦手で寒がりな人でも快適に過ごすことができます。

ただし、除湿するために冷やした空気を温めてから部屋に戻す分、消費電力が高く電気代も上がってしまう点には注意が必要です。

温度・湿度は「快適さ」にどう影響するか

快適に過ごすためには温度だけを気にするのではなく、湿度も気にしながら温度を設定しましょう。

部屋の温度が同じでも湿度によって体感温度が変わります。

汗は蒸発するときに身体から熱を奪って体温を下げる働きをするので、湿度が低いと汗が蒸発しやすくなるためより涼しく感じます。

一方、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が下がりづらくなるため体感温度は高くなります。

エアコンの設定温度は1度上げるだけで約3,000円の節約になるので、湿度を上手にコントールして、少しでも温度を高めにしつつ快適に過ごせる温度設定を心がけましょう。

まとめ

エアコンの除湿と冷房は状況に合わせて使い分けるようにしましょう。

・真夏などの気温が高い時は「冷房」
・梅雨などの湿度が高い時は「弱冷房除湿」
・温度を下げずに湿度を下げたいときは「再熱除湿」

湿度を上手にコントロールすることで、電気代を節約しつつ快適に過ごせるようになるので、今までなんとなくで使い分けていた人は少し意識してみてはいかがでしょうか。

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